心の導火線に火をつけて

名古屋に住んでいる理系大卒社畜系男子の雑記

Dランク理系大学卒社会人の年収推移を公開して考察してみる

 

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いわゆるメーカー子会社に所属している自分の源泉徴収額をグラフに示し、年収の推移を考察して今後の年収を推測してみる。

 


2013年に大学を卒業して就職。

途中、転職を検討することもあったが、転職せず現在まで同社に勤務している。

 

タイトルのDランク大学の定義だが、2chで時折話

題となる大学ランキングに記載があったためDランクとした。

 

1: 名無しの七氏 2018/03/07(水) 00:16:02.91 id:pRTeHOtK0

S+ 東京大学
S 京都大学

A+ 大阪大学、一橋大学、東京工業大学
A 北海道大学、東北大学、名古屋大学、神戸大学、九州大学

B 筑波大学、千葉大学、横浜国立大学、東京外国語大学、お茶の水女子大学、
  大阪府立大学、大阪市立大学、早稲田大学、慶應義塾大学

C 岡山大学、金沢大学、広島大学、電気通信大学、東京学芸大学、東京農工大学、
  名古屋工業大学、京都工芸繊維大学、首都大学東京、京都府立大学、国際教養大学、
  神戸市外国語大学、名古屋市立大学、上智大学、東京理科大学、国際基督教大学

D 新潟大学、埼玉大学、信州大学、静岡大学、岐阜大学、三重大学、滋賀大学、
  熊本大学、奈良女子大学、東京海洋大学、小樽商科大学、九州工業大学、
  愛知県立大学、兵庫県立大学、横浜市立大学、明治大学、立教大学、同志社大学

E 岩手大学、山形大学、山梨大学、富山大学、長崎大学、群馬大学、宇都宮大学、
  和歌山大学、弘前大学、山口大学、茨城大学、福井大学、香川大学、愛媛大学、
  徳島大学、高知大学、鹿児島大学、京都教育大学、大阪教育大学、愛知教育大学、
  静岡県立大学、北九州市立大学、青山学院大学、中央大学、法政大学、学習院大学
  関西学院大学、立命館大学、津田塾大学、芝浦工業大学、豊田工業大学

F 秋田大学、大分大学、宮崎大学、鳥取大学、島根大学、佐賀大学、帯広畜産大学、
  福岡教育大学、兵庫教育大学、北海道教育大学、奈良教育大学、宮城教育大学、
  豊橋技術科学大学、 会津大学、前橋工科大学、高崎経済大学、滋賀県立大学、
  県立広島大学、福岡女子大学、 関西大学、成蹊大学、成城大学、明治学院大学、
  國學院大學、武蔵大学、東邦大学、北里大学、東京女子大学、日本女子大学、
  聖心女子大学

【朗報】大学ランク表が確定する wwwww - ドンと来い速報

 

 

待遇は親会社と遜色がないと思っている

日本人なら誰もが知っているであろう会社の子会社に所属している。

企業ページの採用情報上では親会社との差はなく、世間一般に言われている0.8掛けよりも待遇は良いと感じている。

実際の昇級率や細かな福利厚生を総合するとやはり親と子の関係はあるとは思うが、表面には感じない程度である。

年間休日は129日ほどだが、有給消化は10日/年程度だ。

40日までためることができるが、以降は消滅していくのが痛い。

入社2,3年目はサービス残業が当たり前だったが、あるときPCのログオン・ログオフ時間が記録され、差異が無いようにしなければならなくなったため、改善されてきている。

それでもサビ残は存在していて、PCを切って作業したり、派遣社員のPCからログインすることで滞在時間を濁している実態もある。

 

職場の雰囲気

物流に携わる職務であるため、出荷に関わる担当者は1日の出荷スケジュールに合わせて動く。繁忙期や連休前はあわただしいこともある。

繁忙期は出荷に関する問い合わせの電話がひっきりなしにかかってきて、事務所の電話が鳴りやまないこともある。

 


とは言いつつ、全体としてはまったりしており、

 ハングリー精神や上昇志向の強い人は少ない印象だ。

最近では上昇志向の強い一部の社員は早い段階で転職し会社を去ることが目立ってきた。

念のために言わせてもらうが、上昇志向が強い=優秀というわけではない。

もちろん優秀な人材が去っていくパターンもあるが、残っているものにも同様優秀な社員はいるイメージだ。

 


個々のバックグラウンドや人生の過ごし方の考え方の違いによって、残るか会社を去るかが決まっているだろう。

自分の知る限りだが、現職からの転職で年収が大幅に上昇したという話は聞かない。

トントンか微増といったところだ(ボーナスを一回もらいそびれるという点と退職金が少なくなる点を考えると金額ベースではそれほどプラスとは言えないことが多いと思う)。

 


年収の推移と今後の展望

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年収実績と予測

残業を含めての話にはなってしまうが、入社2年目の源泉徴収票に記載されている金額で460万円。

そこから毎年20-50万円程度年収が増加している。

昇給は年功序列の色が濃いが、評価の良し悪しも左右される。

通常の昇給は月給4000円/年 (単位の表現が分からなくなってきたのが恥ずかしい。変だったらご指摘いただきたい。)増加する。

 

29になる年度で主任級へ昇格となり基本給ベースで2万円程増額したため今年の源泉徴収見込みは680万程度と予測している。

 

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年収の推移

まだ金銭感覚のなかった学生時代に、一つの目安として30歳で500万円というのを自分の中で決めていたが入社3年目でそれを超えたので、いい意味で自分の見込み違いだった。

 

見込みが外れたのは賞与の額がそれなりに多かったためである。父親の勤めている会社はリーマンショックがあった2008年には賞与が3ヶ月から4ヶ月に満たないくらいだったという。父親は東証一部上場のメーカーに勤めているので待遇は悪くはなかったのだと思う。

それに対して今勤めている会社は2008年の賞与も5.5ヶ月分は維持しており、ありがたいことに現在も6ヶ月弱の支給がある。

 

今後の展望として賃金表でいえば最短35で管理職となる。年収850万程度。

以降の賃金は管理職扱いであり、社規には記載がないので完全な推測になる。35歳までの賃金推移を見れば順調に同様のペースで昇給できた場合は、40で1000万となる。

しかし実際のところ40で1000万は届かないという声もあり、どうやら管理職になった後は賃金上昇ペースが鈍るようだ。

 

このペースは親会社と比較しても遜色がない。転職サイトの口コミは管理職以降の口コミが極端に少ないため、全く想像がつかないが、管理職になってからは親会社との差が現れ始めるようだ。

 

私をつなぎとめているのは安定感と賃金、上司以外の人間関係。

現在いる会社は尊敬できる上司は少ないし日々の業務にもあまりやりがいを見いだせていないのが正直な感想。優秀な上司はいるが極端に少ない。

会社の社内政治的な理由で改善が遅れ、いつまでも変わらない手法で業務が行われている。

改善に対して受け入れる姿勢が形成されておらず、古くからやってきたやり方からの変化を嫌う。

仕事をしていて楽しいと思うことは年々少なくなっているような気がする。

 

仲の良い後輩や同期が次々と転職していくからなのかもしれない。それでも仲の良い同僚はいて、定期的に決まったメンバーで飲みにいくのは楽しい。

 

過去に転職エージェントと面談したときには待遇は間違いなく下がると思ってくださいといわれ、今ほど安定感のある会社は少ない。新卒で入ってきて今までに形成してきた人間関係、距離感を一新するのにも勇気がいる。

 

独り身でなくなった以上、安定感を落としてまでの転職はもう考えられないのだ。

もうこうなったら、私自身がこの会社にとどまって、すこしでも今の会社をよくするしかない。そう思って今働いている。

 

 

www.kokorono.net

 

 

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【焼酎入門編】焼酎のお湯割りの作り方をはじめから丁寧にお伝えする【お湯割り】

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学生時代に夜通しお酒を飲むこともあった。店での乾杯は専らビールだったが、研究室の教授と飲みに行った時は教授に合わせて焼酎を飲むこともあった。

ただの味覚音痴という言い方もあるが、基本的に何でも飲める口だったので焼酎の飲み方も教授の真似をしていた。

宴会では学生の自分がお酒をつくる担当となっていたが、その時に教授にいただいたアドバイスをいまでも覚えているのでここでお伝えしたい。

あらかじめ断っておくと、筆者はいまだにビール党なので焼酎はあまり飲まない。特に社会人になって上司もあまり焼酎を飲まないから知識としては学生時代からそれほど進歩していない。 ただ、それでも同年代では意外と知られていない作り方なので軽い気持ちで読み進めていただければと思う。

用意するもの

用意するものは以下の通り。

  • 焼酎(芋でも麦でも好きなものを)
  • 大きすぎないグラス
  • お湯(電気ケトルで沸かしたものでもOK)

焼酎

芋でも麦でも好きなものを書いたが、一般的にお湯割りが合うとされるのは芋焼酎である。

香りが芳醇でお湯割りではとくにその香りが引き立つ。

だが麦でも美味しくいただけるので麦焼酎でもお湯割りにしても全く問題ない。

むしろ、変に知識を真に受けて、「一番合うのは芋だから芋以外ありえない!」なんてことを言いだすと、一人ならいいが大人数だと確実に場がしらけるのでやめておいた方が良い。

とにかく自分の好きな(飲んでみたい)焼酎を用意しよう。

大きすぎないグラス

焼酎はアルコール度数が高い。そしてお湯割りは香りが強く酔いやすい印象だ。ビールのようにがばがば飲めるものではないので、大きいグラスだと冷めきってしまう。

冷める前に飲もうとすると悪酔いするので小さめのグラスを用意したい。

目安として150ml~200ml程度のものを用意しておけばよいだろう。

お湯

お湯割りだから言わずもがな。レンジでチンしたお湯だと冷めやすいという話は聞くが、正確なところは分からないので個人的にはどちらでもよい。

結局のところ手軽に飲めなければ焼酎に対するハードルが高くなる一方なので、まずは手軽に焼酎を楽しむという思いでチャレンジしていただきたい。

最近では火を使ってお湯を沸かすこともすくなくなり、電気ケトルでワンタッチという人がほとんどだと思う。

昔ながらの電気ポットは保温機能付きだが一人暮らしにはオーバースペックだし保温中も電気代が発生するのでわざわざ用意しなくて良い。

飲みたいと思ったときに手軽に沸かせる安い電気ケトルで全く問題ない。

これまでに記した用意するものはお店でお湯割りセットを頼めば来るもの。

特別なものは何もない。

プラスアルファで梅干しを入れることもあり、また違った楽しみ方が出来るが、今回は何も入れないお湯割りの作り方を紹介する。

お湯割りの作り方

それでは本題のお湯割りの作り方を説明していく。

比率は焼酎6に対しお湯が4をベースに好みを追求する

焼酎のお湯割りには美味しいとされる比率がある。それが6:4(焼酎:お湯)。

なぜと聞かれると困るのだが、だいたいそうらしい。教授は濃いめが好きだったようで時に7:3程度に作るときもあった。

これはあくまで6:4がベースと考えて、自分の好みに調整すればよい。

もし、学生時代の私のように他人にお湯割りを作る機会がきたら、「6:4って聞いたことがあるんですが、それで良いですかね?」といった具合に正直に尋ねればよいだろう。

人によってこだわりがあるので、「よくわかってるじゃないか。」となるか、「いやいや7:3でたのむよ。」となるかはその時次第だと思う。

ただ、何も知らないままにお湯割りを作ろうとするとその比率すらわからないので薄めだとか濃いめすら判断がつかない。 ひとまず基本は6:4と覚えて、濃いめ薄めを調整していくようにしよう。

はじめてお湯割りを飲む人は一度6:4で作ってみてほしい。その味を確かめた後で自分好みの濃度を見つけるようにしたい。

注ぐ順番はお湯が先

「焼酎のお湯割りなのだから、お湯が先ではないか。」そんな意見が寄せられてきそうだが、比率だけでなく注ぐ順番はこだわっていただきたい。

ぜひお湯を先にグラスに注いでほしい。

後からお湯を注ぐとお湯の温度が高いことで香りが死んでしまう。また、お湯を後から入れただけでは焼酎が美味く混ざらないということを覚えておいてほしい。

というわけで、お湯を先に注ぐのには主に二つ理由がある。上述した通り、温度と混ざりである。

お湯の温度は75℃程度が良いとされている。沸かしたお湯を常温のグラスに注いだとき、だいたい75℃近くまで温度が下がる。鹿児島の方では更にぬるめの40℃程度が良いとされることもあるようだが、まずは75℃程度で覚えておこう。

温度に関しては厳密に測る必要はない。まずは注ぐ順番に気を付けていれば、何も知らないでお湯割りを作るよりもおいしくなるのは間違いない。

料理は化学とか、レシピ通りに作ることが大切。そんなことをよく言うが天ぷらを作るときの油の温度ほど厳密でなくて良い。

焼酎より先にお湯を注ぐ。そして、最後に6:4になるようにお湯を注ぎすぎないように注意しよう。

続いて焼酎を注ぐ

お湯を注ぎ終えたらもう完成は目前だ。あとは基本の6:4になるように焼酎をゆっくり注いでいく。

慌ててこぼしたり火傷したりしないように注意しよう。

お湯を先に注いだおかげでマドラーで一生懸命混ぜなくてもお湯と焼酎の温度差によって対流が発生し全体が程よく混ざる。マドラーは軽くグラスに沈める程度で十分だろう。

さて、もう完成だ。

飲む前に香りを楽しむ

焼酎をゆっくり注いでいるとほんのり香りを感じられたと思う。基本的にロックや水割りよりもお湯割りの方がより香りを楽しめる。

香りを楽しむこともお湯割りの醍醐味の一つと思って飲む前に改めて香りを楽しんでいただきたい。

慣れない人はこれを臭いというかもしれないが、いつか焼酎独特の香りが好きになり、それが癖になることを祈っている。

まとめ

長くなってしまったが焼酎のお湯割りの作り方をまとめた。

焼酎をなかなか飲む機会がないかもしれないが、男女問わずお酒でのコミュニケーション、いわゆる飲みニケーションというものがある。これが良いか悪いかは判断できないが、毛嫌いせずに楽しむことが出来ると良いと思う。

ジュースのような甘いカクテルも美味しいが、少しだけ背伸びをした気分で焼酎のお湯割りを作ってみると話題の一つとしてもまた楽しめると思う。

最後におさらいとして簡単にまとめる。

焼酎のお湯割りの作り方は小さめのグラスに沸かしたお湯を注いだ後、焼酎が6、お湯が4の比率になるように焼酎をゆっくり注ぎ、飲む前に香りも楽しむ。

以上だ。

亀仙人はヤムチャより強いのか。復活のFを観て思うこと。

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ドラゴンボール超 復活のFを今更ながら視聴した。Amazonプライム・ビデオで。

 

Amazonプライム・ビデオは安い会費でドラゴンボールの映画作品を視聴できるのでドラゴンボール好きにオススメ。

 

アマゾンプライムビデオを見てみる

 

作品を見た中で気になる描写があったので少し突っ込んで考えてみる。

 

亀仙人はヤムチャより強いのか。

復活のFでは宿敵フリーザがドラゴンボールの力で復活。何も努力しなくても戦闘力53万を誇ったフリーザが、努力をしたらどれだけ強くなれるだろう。そんな疑問を持ちながら、悟空を倒すためにフリーザは修行をします。修行の結果、今までよりも圧倒的な戦闘力を身に着けて地球に侵略。フリーザのみだけでなく、多数のフリーザ軍団を引き連れて。

 

地球の危機に集まったのはピッコロ、悟飯、クリリン、天津飯、亀仙人、銀河パトロールのジャコ。天津飯が驚きのセリフを放つ。

 

「チャオズとヤムチャは置いてきた。危険の方が大きそうだ」

 

チャオズは分かる。が、ヤムチャお前はいつの間に天津飯の指揮下に入っているんだ。もちろん天津飯がヤムチャのことをそのように言うのも無理はない。

登場当初、悟空と互角だったのがウソのように、いまでは武闘家としての意志すら感じない。栽培マン戦でそれなりに戦ったと思ったら自爆されて一撃でやられ、以降見せ場の印象はまるきりない。

とっておきとか言いながら操気弾なんて隙だらけの技を編み出す始末。

ヤムチャが役に立たないのは分かった。しかし、その5秒後に事件が起きた。

 

クリリンが亀仙人を背負って空から登場。

 クリリンが人間界最強なのは異論はないだろう。天津飯の方が強いという意見もあるが、天津飯は三つ目だから地球人としてカウントしていいものか。

仮に天津飯が地球人であったとしても個人的好みにはなってしまうが自分の中の序列は

クリリン>天津飯>ヤムチャ>亀仙人

だと思っていた。

 

 クリリン>天津飯>ヤムチャ>亀仙人が崩れた日

クリリンが亀仙人をわざわざ背負ってきたということは、亀仙人は戦力になりうるという判断だろう。亀仙人はクリリンの師匠だから強いという見方もできるが、悟空もクリリンもヤムチャも亀仙人越えしてラディッツやナッパ、ベジータと闘ってきたのだと思っていたのだが。

そして、個人的にクリリンに対して思うのは嫁のが強いんだからせめて夫婦で来たほうが良いだろうということ。これは自分の中でかなり疑問である。18号の性格的にちょっとという意見もあると思うが、クリリンと仲良くやっているのだし、地球の危機なのだからもう少し協力的であってもいいと思う。

 蛇足感が否めない現代のドラゴンボール

ドラゴンボールを原作で楽しみ、少年時代をドラゴンボールZとGTで過ごした私。GTはいろいろなかったことにされがちだけどアフターストーリーとして温かく見守っていられる。そして最終回は泣ける。

に対して、神と神~復活のFという流れ、原作のフリーザ戦とは全く異なり緊張感がまるでない。そして俺の好きな悟飯はどんどん文科系男子になって、今時売ってるかわからないジャージ姿で登場するという具合。俺の好きなアルティメット悟飯はどこに行ってしまったんだ。

フリーザはあの時代に生きたからこそ極悪で永遠の悪でカリスマだったのだと思う。未来トランクスが切り刻んでフリーザの人生は終わり。あれでよかったのだ。わざわざクローズアップしてくれなくて良かった。完全にフリーザ信者のための映画だった。

昨今のアニメ版ドラゴンボールはGTがなかったことにされてスーパーサイヤ人4なんて全く見る影もない。いつの間にかスーパーサイヤ人ゴッドなんてものになってしまっている。

 

原作ファンを置いてけぼりにした不朽の名作が、私の中で迷作になっていく瞬間を感じた。

復活のFじゃなくてFallだったんだと思う。

 

 

街を歩くとポケモントレーナーがいる日常。ポケモンGOが浸透していると実感している話。

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ポケモンGO公式ページより

 街中で見かけるポケモントレーナー

会社の仕事をひと段落して家に向かう途中で見かける光景。もう20時を過ぎようとしているのに待ち合わせスポットでもなんでもない場所にポツポツと数人。男女比は五分五分といったところ。歳はそれほど若くはなく、おそらく30代半ばから50手前だろう。共通点は片手にスマホを持って画面に夢中である点。青白く光るスマホの画面が顔をボォッと照らしている。もう片方の手で画面を何度もスワイプしているのを見て、彼らが何をしているのかがようやく分かった。

ポケモンGOである。リリース当時は大きな話題となって、社内でも普段はゲームをしない人達までもがインストールしていた。しかし一過性のブームは過ぎ去り、話題に上がることはなくなっていた。

自分も同様に、リリース後は夢中になっていたものの、数週間後にはアンインストールしていた。元々ゲームは嫌いじゃない。名作と呼ばれるゲームはいくつかプレイしたし、モンハンはポータブルから3rdまでプレイして累計で1500時間はやった。ポケモンも赤緑からブラックホワイトまでプレイしてきたし、6Vメタモンで孵化厳選もやっていた。しかし、現在はゲームをプレイすることはなくなった。時間がないといったら嘘になるが、時間を使ってそれに費やす気力が無くなっている。

 

しかし今までゲームをやっていなかった層の人々がポケモンGOに夢中になっているように思う。

カメラを向けるとポケモンがいて指のスワイプでボールを投げる。このシステムはたしかに画期的だった。電子世界と現実世界が融合していて、ポケモンをより身近に感じさせるからだ。

いわゆるヘビーゲーマーはポケモンをゲットして戦わせるシステムは本家ポケモンで良くて、ポケモンGOでやる意味が無いのだと思う。

 

ゲームとの向き合い方

ゲーム、特に最近のスマホゲームは特にやる気力が生まれない。やる時間はある。スマホをいじってインターネットをしている時間があるのだから。それでもゲームに夢中になれないのは、やはり今のスマホゲームの特徴が影響しているのかもしれない。

 

PSPや3DSでモンハンやポケモンをやっていたときは、一緒にプレイする仲間がいたし、わざわざお金を出してゲーム機とソフトを一式そろえたのだから、プレイしないともったいないという思いが心のどこかにはあった。

 

スマホゲームは基本プレイ無料で、課金すればガチャが出来るとか、スタミナが回復できるとか、負けてもリトライできるとかそんな仕様が多い。基本プレイは気楽にプレイできるという側面もあるが、その逆もあり、いつでも離れられる。そして、メーカーとしてはどこかで利益を生まなければならないので課金させやすい仕組みを作る。

 

この課金をしないとガチャができないとか、石がもらえないとかそんな仕組みは、プレイヤーをその都度現実に引き戻される。そしてどのゲームに関しても似通った課金方式で、ゲーム自体には集中できない。

 

ストーリーもサービスが継続するのに並行して少しずつオープンしていく仕組みのものが多いが、内容に重厚感がなく、チープな子供アニメを見せられているような感覚に陥る。

 

もちろんゲーム自体のターゲットが大人ではないことは分かっているが、ヘビーユーザーになりうる、お金を落とす存在は大人なのだから、細部まで作りこんでほしい。

 

ただ、ゲームに夢中になれないのはそれだけではない。気力が出ないというのも、プレイした時間で人生でプラスになったと考えられなくなったのだ。昔はプレイしている最中はこの先どうなるとか、狙っている素材が集まってうれしいとか、この装備がかっこいいとか、説明書を読んでいるだけでもわくわくしたが、最近ではそういったことがなくなった。

 

ふとプレイしていると、「俺は一体なにをやっているんだろう」と現実逃避しきれず、アプリを閉じてしまうのだ。もちろんゲームなんて娯楽なので趣味の延長としてただ自分が楽しめればそれでいいのだけど、自分の心のどこかに引っかかって、楽しめないことが多い。何よりプレイ後の疲労感の方が、楽しんだ度合に勝ってしまい、二度目以降のプレイにつながらない。

 

社会人の時間の使い方

社会人になって思うことは、時間はあるけど、限られているということ。学生時間も時間は有限であることは分かっていたけど、授業は大体17時前には終わっていたし、単位の取り方では午前中で終わる日もあった。自分はほとんどバイトもしていなかったから、ずーっとだらだらしていた日もあるし、ひたすらテニスをした日もあるし、朝まで寮の友達と飲み明かしたこともあった。朝までゲームした日もある。

 

社会人になると、残業次第だけど仕事が終わって帰ると20時頃だし、そのあと夕食を食べると21時、見たいテレビを見たら23時になって風呂に入ったら24時前。こうするとゲームに夢中になれる時間は平日はあまりない、電車の中といった隙間時間でプレイは可能だが、朝は眠くて目を閉じていたいことも多いし、帰りは何も考えずにだらだらとネットサーフィンをしていたほうがリラックスできる。

 

 

学生時代多趣味だった人間は、間違いなく社会人になっていくつかの趣味を犠牲にしているに違いない。私はというと、もともと絵を描くことや、テニス、カメラ、ゲーム、漫画を読むことが趣味だった。しかし社会人の今はテニス、カメラ、漫画を読むことの3つ程度が趣味といえるレベルだと思う。絵を描くことは月に1回もなく、結婚式の招待状の返信時にちょっとした絵を描き加える程度だ。ゲームは前述のとおりでほとんどやらなくなったので、趣味は減ったといえる。いまでも趣味といえる3つに関しても頻度は確実に落ちた。前は週3~5回はプレイしていたテニスは今では週1~2回だし、カメラを構えてどこかに行くこともあまりなく、友人の結婚式でカメラを構えたり、GWや夏休みでどこかに出かけるときにカメラを持ち出す程度にとどまっている。

漫画も表紙買いはほとんどしなくなり、好きな漫画の新刊が出たら買って読むか、漫画喫茶で面白そうな漫画を読み漁る程度となった。漫画喫茶自体ほとんど行かず、飲み会で終電を逃したときですら、タクシーを使って帰るようになってしまったので、漫画からもだんだん遠ざかっているように思う。

 

趣味は取捨選択されて行く

なにが言いたいかというと、社会人になれば趣味に使う時間が少なくなるから、結果的に趣味の中で順位をつけるようになる。そうすると、順位の低い趣味は徐々に淘汰されていき、いつのまにか趣味ではなくなってしまう。

 

冒頭お話ししたポケモンGOを街中で見かけるという話はその趣味の優先順位の上位にゲームやポケモンGOがランクインしているというだけの話である。

 

個人的にはポケモンGOが上位にくるという人は、スマホゲームが浸透する前は、無趣味の人間だったのでは無いかと勝手に推測する。もしくはただの散歩が好きな人が付帯作業としてポケモンGOをやっているのでは無いだろうか。

 

リリース当初こそ若者がこぞって聖地に集ってポケモンを捕まえている姿を良く見かけたが、今では親子や主婦層の女性が黙々とやっているのを見かけるからだ。若者は多趣味な人が多い印象だし、ポケモンGOとは別のお楽しみを持っている気がする。パズドラやモンストと違ってその場でプレイするというよりはポケモンを捕まえに外出しなければならないというところで、他の趣味の隙間時間にプレイするということがしづらい。

 

それでも普段ゲームをしない層をプレイヤーに取り込んだのは大きな功績として讃えるべきだし、AR技術で街中でポケモンにモンスターボールが投げれるというのは、ファンタジーが技術によって現実化するという夢の実現を感じさせてくれる。

 

最近だとポケモンGO婚なるものが流行っているとかなんとか。一時、交通事故の脇見運転の要因の1つとして取り沙汰されたが、プラスのニュースもある。

 

新しい趣味としてのポケモンGO

長々と書き記したが、ポケモンGOの影響力は無視できないほど大きく、ある意味でそれ1つで趣味のカテゴリにまでなっている。

 

普段ゲームをしない層を取り込んだことで、ゲームはあまりしないけどポケモンGOはするよ。という人も多く存在していて、趣味はゲームですと一概に言えない状況になっている。

 

今後、ポケモンGO以外のゲームでも同様のことが言えて、ゲームが多様化していくから、タイトルで趣味と言って伝わる時代が来ているのだと思う。

 

エランシアが至高のオンラインゲームだったと思う

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こんにちは、TNTです。

電車に乗れば8割の乗客はスマホをいじっている現代。

私が大学4年にあがる頃、ガンホーのパズドラがブームになりつつありました。

スマホでゲームができるというお手軽さで、普段あまりゲームをしない層を取り込み話題となりましたね。

 

いまでは手軽にできるスマホゲーか、腰を据えてできるPS4やSwitchが人気です。

オンラインRPGに関してはひと昔前にちょっとしたブームになった時期がありましたが、今までにたくさんのゲームがサービスを開始しては終了していきました。

そんなひと昔よりもさらに少し前に私が夢中になったゲームがあります。

 

 

 

それがエランシア。

今日はそのエランシアの思い出を語ってみようと思います。

 

私がインターネットを始めたのは小学校4年生ぐらいの時。ADSLを導入したばかりの時だったと思います。パソコンでゲームができると知ってオンラインゲームを検索して楽しめそうなゲームを探していました。

 

当時から人気だったのはラグナロクオンライン。プレイしたいという思いはありましたが、当時から月額1500円の課金制だったため、小学4年の私は断念。別のゲームを探しました。

 

そんな中見つけたのがエランシア。エランシアは当時は月額1000円の課金制でした。ただ、アビリティのいずれかが10に達するまでは無料だったのです。

 

よくあるRPGはレベル制で、一定の経験値を手に入れるとレベルが上がるというものが多いです。オンラインRPGも同様でレベルが上がって各ステータスを振り分けができるのがよくあるシステムでした。

 

それに対してエランシアのアビリティ制は、キャラクターレベルは存在しておらず、自身の能力値は実践を重ねて熟練していくというものでした。

 

例えば、剣を装備してモンスターと戦うと、剣のアビリティが上昇します。上昇単位は0.01ごとでしたからアビリティが10に達するまでに結構時間を要しました。また、剣のアビリティが9.9に達したら装備を変えて槍に持ち替えることでまた槍アビリティを0から鍛えることができたので、お小遣いのなかった私はアビリティが10に達する直前に武器を変えるということを繰り返していました。

 

エランシアのなにが楽しかったのかというと、冒険してモンスターを倒すというのももちろん楽しかっったのですが、まったりとしたチャット機能でした。ロランシアという最初の街の広場ではいろんなキャラクターがチャットで会話していて、文字が画面いっぱいに広がっていました。チャット欄はもちろんあるのですが、通常の発言はキャラクターの上部に表示される仕組みでした。

 

初心者だった私は強そうな人に話しかけてモンスター討伐のクエストを手伝ってくださいと依頼しました。その人はこころよく依頼を引き受けてくださり、モンスター討伐が終わった後も、アビリティ上げを手伝ってくれたのです。ゲームの世界とはいえここまで心が温まることはなかなかありませんでした。

 

それからログインするたびにアビリティ上げを手伝っていただき、その人のギルドに加入することになったのです。当時アビリティ10に達しない初心者だったわたしが、アビリティをいくつも100にしていた偉大な方のギルドに加入させてもらったときはすごく嬉しかったのを覚えています。

 

他のオンラインRPGでもギルドに入ってチームで協力プレイなんていうのは何度も経験しましたが、エランシアのこの時ほど楽しかったのはありません。

 

アビリティが10に達すると無料期間終了ということで課金する必要があります。この課金がハードルが高く、当時中国に住んでいた私はお小遣いでwebmoneyを購入することもできなかったので、父親のクレジットカードで課金をしたのでした。

 

当時は学校から帰ってきたら真っ先にエランシアを起動してモンスターを狩る日々を送っていました。しかしこれは長くは続きませんでした。ギルドに入っていたメンバーはいくつものアビリティを100にしてきた猛者ばかりでしたので、次第に飽きが来て徐々にログイン率は低下していきました。私もギルドメンバーがログインしていないときはロランシアの南門でぼーっとしていることが多くなり、徐々にエランシアの終わりを予感するようになりました。

 

程なくして、月額課金制ではなく、基本プレイ無料へと路線変更がなされました。月額制では採算が取れなかったのでしょうか。

 

月額無料で楽しめることは自分にとってはよかったのですが、だんだんと新しいゲームがリリースされ、エランシア内の過疎が進んでいきました。

 

当初広場にいっぱいいた人々はこの時およそ半分程になっていたと思います。

こうした時代の流れに打ち勝つことができず、ついにサービス終了の時を迎えたのです。

 

サービス終了の時は当時ログインしていたプレイヤーのほとんどがロランシアの広場に集まってその時を待っていました。みんなサービス終了を悲しみながらもアイテムをばらまいてお祭り騒ぎになっていたのを今でも覚えています。

 

サービス終了の瞬間、サーバーとの接続が切れて、ああおわったんだ。。。となんとも言えない感情に陥りました。そのあと自分のIDをいくら入力してもログインできないことでサービス終了を改めて実感し、私のエランシアは終わりました。

 

その後も有志でエランシア復活プロジェクトなどが参画されました画結果的に実現には至らず今日に至ります。 

 

今ではスマホアプリでさまざまなオンラインゲームができる時代になりました。

そんな時代だからこそ、エランシアの復活を心のどこかで願っています。

 

 

 

 

 

お題「思い出のWebサービス」

僕の漫画履歴書 その1

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こんにちは、TNTです。

僕は子供の頃から漫画が好きです。特に、少年漫画のバトルものやスポコン漫画が好きで、子供のころから週刊少年ジャンプを毎週愛読しています。

 

週刊少年ジャンプ以外にも、面白いと話題の漫画や友達からオススメされた漫画、思わす表紙に惚れた漫画を読み漁ってきました。

今回は、僕が読んできた漫画の思い出話を時系列で追っかけてみたいと思います。アラサーの方々はある程度共感いただけるのではないでしょうか。

 

 

星のカービィ デデデでプププな物語

 

星のカービィ デデデでプププな物語 

ひかわ 博一 全25巻

僕には2歳年上の兄がいて、兄が小学校に上がったぐらいのときに始めて母親に買ってもらっていた漫画です。保育園に通っていた僕はまだ漫画を読むほどの日本語を習得できていませんでした。家にこの本がありながらも、漫画を読むことの楽しさにはまだ気づいていませんでした。それでも、新巻が発売されるたびに、母親にねだる兄の表情とキラキラした表紙が気になり、兄の勧めで初めて漫画を読むようになりました。最初はコマの進み方が分からずどこから読めば良いのか分からなかったため、兄に読み方を教えてもらった記憶があります。

この漫画は大体が一話完結となっており、途中から読んでも十分楽しむことができます。当時から星のカービィスーパーデラックスを兄弟で楽しんでいた僕達は、この漫画も本当に楽しく読んでいました。

今読むとやはり子供向けというだけあって物足りなさは否めませんが、この時代を生きてきた僕達にとっては思い出の名作と言えるでしょう。この漫画はコロコロコミックで連載され、毎月読んでいた作品です。購読する雑誌を週刊少年ジャンプに乗り換えてからはいつのまにか単行本を買うことはなくなりました。

中学生くらいになって、ふと思い出して読んで懐かしくなり、物語のその後をネットで調べたところ、いつのまにか連載が終わっていたことに少し悲しくなった記憶があります。星のカービィの漫画は他の作者の作品も多数ありますが、知名度、クオリティ共にこの作品がナンバーワンだと思います。

 

ポケットモンスター

同じくコロコロコミックで連載していたポケットモンスター。ポケモン関連の作品も様々な作者によって作品化されていますが最も有名なのはこの作品でしょう。小学生時代に星のカービィと並行して単行本を集めていた作品です。ポケモン初期ではピカチュウにならんで可愛いポケモンとして人気を狙っていたピッピですが、意外と人気が出ず、、、漫画の中ではギャグキャラとして活躍しております。もしかしたらこの漫画の影響で人気が出なかったのかも・・・。

実際のゲームのピカチュウといえば、ニビシティへ向かう途中のトキワの森で時折出現する少しレアなポケモンでした。ニビシティのタケシは岩ポケモンを扱うので、ピカチュウが活躍することはないのですが、序盤はポッポやオニスズメなどのピカチュウにとって相性の良いポケモンが多数出現することもあって、序盤のレベル上げに困ることはありませんでした。また、次のハナダシティのジムトレーナーのカスミは水ポケモン使いなので、ピカチュウが活躍するチャンスがありました。当時プレイした思い出ではピカチュウの紙耐久では結局スターミーに太刀打ち出来ず、最初のポケモンにヒトカゲを選んだ僕は相当苦労した記憶があります。

そういうわけで、実際ピカチュウを物語の後半まで連れていく人は少ないとは思いますが、アニメやピカチュウ版の発売などによってピカチュウはさらに人気となりました。それに対し、ピッピはギャグキャラとしてのポジションを脱出することはできませんでした。

ポケットモンスターのコミックスはカービィと同じく、コロコロコミックから週刊少年ジャンプに購読を切り替える時まで集めていましたが、それきりとなりました。コミックスは売らずに現在も実家で眠っています。

 

名探偵コナン

 

兄が毎回星のカービィとポケットモンスターの単行本を買って貰っていたのを見て羨ましくなり、母親にねだった思い出があります。そのときに購入した漫画が名探偵コナンです。名探偵コナンは当時から人気のアニメが毎週やっていましたので、そのノリで名探偵コナンの単行本を一冊買ってもらいました。

名探偵コナンは物語の最初から読んだことが無かったのですが、まだ小さかった私は怪盗キッドが好きだからという理由で1巻ではなく、16巻を手に取ったのです。まだ日本語も未熟だったため、買ってもらったものの、読むというよりは絵を見るようにページをめくった記憶があります。

当時小学生ですら無かった私には名探偵コナンは文字数が多く、読み進めるのが困難でした。後に漫画喫茶で最初から全巻を読み進めることになる訳ですが、友達同士でも繰り広げられる、コナンは何度殺人現場に立ち会うのかという話。ストーリー進行そっちのけで毎度事件が起こるので、流石についていけず、60巻くらいまで読み進めた以後、読むことは諦めました。

ペロッ、これは青酸カリ…!?というネタのイメージが先行していることもあり、この漫画で気分が爽快する、感動するということはほぼありえないでしょう。ファンの方々には申し訳ないですが、あまりにも長引きすぎた結果、名作になり得たはずが、迷作となってしまっている作品の一つと個人的には思っています。

 

ドラゴンボール

 

鳥山明 全42巻

テレビアニメ版ドラゴンボールが夕方に再放送され、ドラゴンボールZも放送中だったため、僕も兄もドラゴンボールに夢中でした。スーパーファミコンソフトの超武闘伝シリーズは1〜3まで買ってもらってプレイしていましたし、ROHTO製薬の目薬のCMが頻繁に放送されていたのも覚えています。しかし、アニメやゲームでは見ていたものの、実際に漫画を読んだのは結構時が経ってからになります。

最初に読んだのは小学4年生ぐらいのときの漫画喫茶でした。漫画喫茶という存在自体がまだ浸透していないころ、私は父の転勤で上海に住んでいました。丁度住んでいる付近に"漫画亭”というちょっとした漫画喫茶がオープンしたころです。今では漫画喫茶というと個室にPCがあって漫画も新刊やマイナーな漫画まで所蔵されているお店がほとんどですが、この漫画亭はちょっとした定食屋程度の広さしかなく、漫画の種類はジャンプ・マガジン・サンデー系のメジャーどころのみとなっていました。

このときはじめてドラゴンボールを最初から最後まで通して読み進めました。ドラゴンボールはドラゴンボールZとGTのイメージが強かったので、物語導入部分のギャグが入り混じったドタバタアドベンチャーはバトルもの好きだった私にとっては少し退屈でしたが、主人公の悟空とヤムチャは最初はまあまあ互角だったり、のちのセル編でも登場する人造人間が序盤で登場したりとなかなか新鮮なポイントもあって楽しんだ記憶があります。

亀仙人と出会ってからはよりバトル色が濃くなり、小学生だった私の心を鷲掴みにしました。その後天下一武道会が物語のキーになり、ピッコロが登場してからは最後まで一気読みするほど夢中になりました。

当時、好きなキャラクターは未来トランクスとピッコロでした。未来トランクスは、あのフリーザを一瞬で倒してしまう強さと、少年がみんな大好きな剣を武器にし、ルックスもかっこいいという、少年の心を完全に分かっているキャラです。あくまでセル編の導入のキーキャラクターであって、セルの前に打ちのめされてしまうのですが・・・。

ピッコロも少年がみんな大好きなマントを羽織り、戦いの時に一気に脱ぐ姿。そして、ラディッツを貫いた魔貫光殺砲。悟空とともにラディッツを倒したあのときから頼りになるピッコロさんが好きになってしまいました。その後も物語の主要キャラとして君臨し、すっかり改心したあたりも好感が持てますよね。悟飯の良き師であり、セル編で悟飯がピッコロと同じ服で戦いに挑んだあたりは子供ながらに感慨深かったです。この辺の話はなんだか長くなってしまいそうなので、また後日書こうと思います。

 

幽☆遊☆白書

今でも大好きなこの作品に出会ったきっかけは、アニメ版の放送です。そしてさらに夢中になったのはスーパーファミコンソフト、幽☆遊☆白書2格闘の章がきっかけです。夏休みに祖母の家に遊びに行った時、2個上の従兄弟がスーパーファミコンのソフトをいくつかもってきていて、その中の一つにこのソフトがありました。すでにドラゴンボール超武闘伝をプレイしていた私は同じ格闘ゲームであるこのゲームにどっぷりハマりました。キャラクターの飛影が大好きで毎回飛影を選択して残像のコマンドをめちゃくちゃ練習しました。

ある時祖母が古本屋で好きな漫画を買ってくれることになり、店頭で全巻セットになっていた幽☆遊☆白書を選びました。19巻まで一気に読んで、よりこの作品が好きになりました。この時はやはりバトルものが好きで、序盤のコメディ色強い展開は少し退屈でしたが、大人になった今読み返すと、序盤のラブコメを目指していたのかな、と思える緩い展開も好きになりました。

高校を卒業して東京の大学に進学したので実家に単行本は保管してあったのですが、実家に帰るたびに読みたいところから読み直しています。幽遊白書は世代としては僕の少し上くらいがストライクゾーンかと思います。大学の友人と漫画の話をすることは多々ありましたが、幽遊白書を語れる友達は少なかったように思います。

この作品が面白いのは、敵味方ともにかっこいいキャラクターが多く、好みのキャラクターが人によって全然異なるところです。僕も幼いころは飛影が一番好きなキャラクターだったのですが、今では好みが変わり、蔵馬や桑原が好きなキャラになってきました。幼い時には表面的なカッコよさが先行しがちで、男子の大半は飛影が好きなんだと思います。ただ、歳を重ねてくると、表面的な部分以外に、人間的な内面の部分を漫画から読み取って感情移入するのだと思います。かといって、飛影が表面だけのキャラというわけではなく、妹思いのクールな兄というポジションで悪そうだけど根はいいヤツというのを地で走っています。飛影のこの性格は少年の心をまさに鷲掴みにするカッコよさがあるのですが、幼い少年だった僕でも読み取れるほど単純な心理であるため、歳を重ねるとチープに見えてしまうのもまた事実です。

桑原は馬鹿です。でも根性があって期待を裏切りません。そして仲間思いです。登場人物のなかで最も人間味があって味のあるキャラクターです。簡単に言えばスルメみたいな存在で、何度も読み返すと彼の良さがじんわりと感じ取れます。ギャグキャラ的なポジションではありますが勝負の勝率は高く、物語の鍵となることが多いのも魅力的です。

蔵馬は優しさの奥底に冷徹さを垣間見ることができ、物語の中で1,2を争う頭脳を持ち合わせています。物語の序盤から中盤にかけては苦戦が多く、かっこよく勝つというよりは何とか負けない瀬戸際で戦うイメージです。蔵馬のかっこよさが際立ち始めるのは暗黒武術会の鴉との戦い以降でしょうか。妖狐に変化するためファンも好きなシーンです。ただここでも圧勝ではなく負けてしまい悔しさが残ります。暗黒武術会が終わると新章に突入しますが、これ以降は冨樫先生の描き方が変わり、今まで以上に知的・冷静キャラを前面に出すようになります。テリトリーでの海藤との戦いや、戸愚呂兄との戦い、ゲームマスターである天沼との戦いなど、蔵馬の活躍がとても増えています。それに対し、飛影はフェードアウトしがちで見せ場なしです・・・。

とにかく幽遊白書は何度読み返しても面白い作品です。大団円までの単発の数話もとてもノスタルジックだし平和的でほんわかします。最終回の1ページは19巻という少ない巻数にぎっしりと詰まった思い出が頭をめぐります。

 

長くなるので勝手に続きます

すみません。書いているうちに収集つかなくなったので続きはまた書きます。

文章まとめる能力のなさと各作品の思い出がよみがえりすぎて書きすぎてしまいました。

サカイ引越センターに梱包作業もお願いしたら何もすることなくて引っ越しが楽だった話。

f:id:zinx583:20190211234932j:plain チュッパチャプスをもらったので食べようと思ったらなかなか固く包装してあってなかなか舐めれない・・・

こんにちはTNTです。

住んでいたマンションが漏水、住むのが嫌になって即座に引っ越しをした話。パート2になります。

憂鬱な引っ越し準備

私たち夫婦は平日フルタイムで働いていて、かつお互いにそこそこ残業しているため、平日に引っ越しの準備するのはなかなかきついものがありました。妻の方はなにかと準備をコツコツするタイプなのに対して、私は直前まで何もやる気が出ないダメ人間なので、今回の引越作業の手間が結構憂鬱でした。

そんな中で、サカイ引越センターから提案があった、すべてお任せのサービス。

引越前日に梱包作業スタッフを派遣してほぼすべての荷物を梱包してくれるというサービスです。

引越前日なので金曜日にスタッフが来て作業をしてもらうような形になりました。

もちろん立ち会いは必要になりますので、その日は午後休をとって作業の立ち会いをすることになりました。

ほぼすべての作業を作業スタッフがやってくれるというのは大変助かりました。

以前に二人で住むことになって引っ越しをする際、レンタカーで2t車を借りて全ての作業を自分たちでやった経験があるのですが、引っ越し当日があいにくの雨で、冷蔵庫や洗濯機の搬出作業ではなかなか息が合わないしで結構ストレスがたまったものです。

そんな経験もあって、今回の引越は結構楽に済みそうで安心しました。

梱包作業、マジでやることなくて見てるだけ

梱包スタッフは2人でした。引っ越し作業というとガテン系のイメージが先行しがちでどうしても男性作業員が来ると思ってしまっていましたが、女性2名でした。女性スタッフも活躍しているのですね。

最初に作業に関して説明があり、衛生用品や食品は触れないとのことでした。事前にある程度聞いていたのでそこは特に問題ありませんでした。

作業に関して了承が得られたら署名をして作業が開始されました。

キッチンの食器類などは今晩使用するものは梱包しないので申し出てくださいねと一言ありましたが、そのほかに関しては作業員の独断でたんたんと作業していただきました。

4LDKもありましたが、二人とも物が多いタイプではないので、作業は3時間程度で終了しました。

おそらく素人の我々が作業すると、だらだらとしてしまってもっと時間がかかりそうですが、そこはやはりプロ。そして、片付け作業における「あるある」で思い出の品とか漫画をついつい読み返したり、捨てるものと残すものをうまく選定できなくて時間がかかってしまうというヤツも、プロかつ他人なのでそういったことはありません。

部屋を片付けてなくて、ゴミみたいなものが部屋の隅から出てきたりしましたが、ゴミかそうでないかは判別できないのでそのあたりも梱包してもらっていたのは少し面白いですね。まあ下手に捨てられるより良いですし、作業者の目線から言わせればいちいち確認するのも面倒なんでしょうね。

でもさすがに設置されていたブラックキャップはそのまま置いてありました。そこはわかってますね。さすがです。

そして、もう一つの片づけあるあるである、「ゴキブリの発生」ですが、全く発見されず、死骸も見つからずで安心しました。2階だと良く登ってくると聞くので引っ越し当初にブラックキャップを設置したのは効果が大きかったのではないでしょうか。

作業終了後はそんな話を作業スタッフと雑談して楽しく終了となりました。

あっという間に部屋中段ボールだらけになりました。

引っ越し当日、作業を見てるだけ。マジでやることなし。

基本的には作業者が全部やってくれるので我々は見てるだけ。

とりあえず作業責任者から作業内容の説明とかは受けたり、聞かれたことに答えたりする程度。あとは無事搬出作業が終わるのを見届けるだけです。

その間作業者の邪魔にならないように隅っこでボーっとしていました。

 誰も端っこで泣かないようにと君は地球を丸くしたんだろ by Radwimps

一番気がかりだったベッドの解体には多少苦労していたようですが、無事に解体して搬出されました。

僕が使っているベッドはふつうのタイプではなくて、跳ね上げ式のベッドだったので、ちゃんと解体してもらえるかが不安だったのです。そして、見積もり段階では特にそのことを言ってなかったので。。。

とりあえず朝8時頃からスタートして午前中に何とか搬出が終了しました。

そのままの足で仲介業者から鍵を受け取り新居に向かいますが、作業者も昼休憩をとるので13時過ぎから新居で搬入作業でした。

搬入作業、部屋が狭くなって置き場に困る

搬入の時、リーダーの方が入居時にある傷について結構細かく指摘してくれました。

おそらくは引っ越し作業でつけた傷ではないですよ、というアピールなのでしょう。

こちらとしても、退去時に過度な傷がある場合は敷金で消化されてしまうので責任区分の明確化は大切だと思います。

職業柄よく気が付くのだそう。

その間、ガスの立ち合いも済ませました。

搬入作業も見てるだけ。。。ではありませんでした。

エアコンの取付場所、ベッドの配置など、聞かれることに答えるスタイルは変わりませんが、新居が2LDKで2部屋減ってしまったのもあって、ものをどこに置くのかというのをめちゃくちゃ聞かれました。

そして開梱サービスを申し込んでいたのもあって、段ボールをすべて搬入した後は、開梱作業に移ります。

場所がきまっていれば、開梱して所定の場所に収納してくれるのですが、いかんせん収納が足りず。。

やむなく段ボールだけあけてもらって中身の収納は自分らでやることになりました。

作業者さんも「これはどこですか」とその都度丁寧に聞いてくれるのですが、内心は「そんなこと聞かれてもわからん」というところです。収納が思ったよりも足りなくてどうしたらいいのかわかりませんでした。

とりあえず段ボールは後日回収してもらうことになり、私たちがギブアップという形で作業は終了しました。

作業が終わったのは17時前くらいでした。

その後は適当に片づけはするもののなんだかんだ疲れたので、適当に打ち止めしてその日は作業を終えました。

平日にちょこちょこ片付けて、足りない収納を楽天やニトリで買って何とか収めることが出来ました。

まとめ

いかかでしたか。

引越業者のすべてお任せサービス。かなり引っ越しは楽にできました。

デメリットとしては費用が掛かることと、細かなレイアウトの再現が難しかったり、作業員が触るので破損リスクがあることでしょうか。

食器等に触れてほしくない人は頼むべきではないかもしれません。

特にこだわりなく、早く作業を終わらせたい人にはもってこいですね。

今回の教訓は

・ 引越前と引越後の間取や収納は要確認。

・ 引越前に不用品はどんどん捨てるべき。

・梱包サービスは他人に触れられたくない等のこだわりがないならあり。

引越は人生で数回程度かと思いますが、結構疲れる作業なので計画的に楽に終わらせたいですよね。

【引越し】賃貸マンションの漏水被害にあったので引越代無料で即座に引っ越しを決めた【水漏れ】

f:id:zinx583:20190211011359j:plain こんにちは、TNTです。

住んでいたマンションで水漏れが発生しまして、このまま住むには不安な状況なので引っ越ししました。 現在進行形ではありますが、経緯諸々をまとめたいと思います。

また、同じ状況に合った方に参考程度の情報を提供できればと思います。

引越前のマンション

築30年近くたった13階建てのマンションの2階に住んでいました。

2階とはいうものの1階部分が駐車場になっている構造なので実質は最下層に住んでいたことになります。

そんなことはどうでもいいんですけどね。。

築30年とはいえ、内装は軽くリフォームしてあるし、トイレもウォシュレット付きだし、エアコンも1台ついていました。

何より、4LDKにも関わらず、2LDK相当の家賃ということもあって、住むことを決めたのでした。

新婚で二人で住むために、1LDKでは手狭だろうと判断して、2LDKのマンションを探していました。

家賃10万程度で夫婦互いの通勤電車が1本であることを条件にしていました。

なかなか希望通りのマンションに出会えず、マンション探しは難航していました。

そんな時にこのマンションの入居募集を発見したのでした。

このマンションはもともとは分譲マンションとして建てられたのですが、今回はオーナーさんが賃貸物件として募集をかけたため我々夫婦が住むことが出来ました。

住んでみて思ったのは、内装リフォームしていてもいろいろボロが出てくるものなのだなあということです。

物件の内覧のときは、築年数の割に綺麗だな、といった印象でしたが、住んでみると窓の立て付けがあまりよくなくて開閉が固かったり、

排水溝から嫌な臭いが湧き出てきたりと、すぐには目につかないようなところにちょこちょこ気になる点があるような感じでした。

そんな中で、ある日突然の漏水が発生しました。

二人ともそんな経験全くなかったのでびっくりしました。

ぼろぼろの平屋なら話は分かる。でもマンションだからまさかそんなこと起こるなんて、思わないですよね?ふつうは。

経緯

経緯はこんな感じです。

9/5 

21時頃 天井と壁のクロスが膨らみ始め、異常が発覚。

21時半頃 膨らみが決壊し、ボタボタと水が流れ出す。ひとまず洗面器と雑巾を下に敷いて対応。

22時頃 仲介業者担当者に連絡、管理会社・補修工事の手配を依頼する。

10/31

23時半頃 どこからか水がちょろちょろ流れる音がすることに気づき、風呂場の水の止め忘れかと思い風呂場に見に行くも、以上は見当たらず。

水の流れる音は継続していたため、耳を澄ますと、玄関の天井付近から音が発生していると察知する。

2,3分後、玄関の照明部と天井の隙間からものすごい勢いで水が流れ出す。

慌てて洗面器と雑巾で受けるが、あっという間に満杯になり、2、3回水を捨てて対応する。

水の勢いが強く、放置出来る状態ではないため、上階の住人宅に水漏れが発生している旨報告しにインターフォンを鳴らすも反応なし。

補修工事業者からいただいた名刺の携帯電話に緊急で連絡して見に来てもらう。

そうこうしているうちに水漏れの勢いがなくなり、再び上の階を訪ねると風呂に入っていたとのこと。

当分は水の使用を中断してもらう旨要求。

24時頃 配管の補修業者の担当者が到着、状況を確認いただく。

24時半頃 仲介業者担当者に状況報告する(小さな業者なのでLINEです)。そして、現状の環境で生活を継続するのが困難であるため、引っ越しを検討する旨連絡し、

また、その費用を請求させていただきたいという旨も併せて連絡する。

後日、仲介業者からオーナーを交えて今後の方針について話し合いたいとの連絡を受ける。

予定調整し土曜日に話し合いの場を設ける。

話し合いの結果、上階の配管が老朽化していることによる漏水と判明。

10/31の漏水に関しては、9月の漏水で応急処置が甘かったために住人が風呂に入ったときに再発したとのこと。

個人的には壁紙もカビが生えてるし何かあるたび時間を拘束されるしで安息の場所であるはずの家がその意味をなしていないことから引っ越ししたい旨を伝える。

また、その引越にかかる費用も支払っていただきたいと強く申し出る。

**それに対してオーナーは家賃数か月は無料でいいので住み続けてほしいと懇願してきたが、こちらはそれを突っぱねて引越費用の補償を引き続きお願いする。

結果、オーナーの了承を得て、引っ越し日が決定したら連絡するということで話し合いが終了。**

物件探しをすることに。

物件探し

築30年で痛い目にあったので今回は築年数が新しめのマンションに絞りました。

具体的には

  • 築年数10年以内
  • 家賃10万程度
  • 2LDK 60m2以上
  • 夫婦ともに通勤電車 乗り換えなし
  • 駅まで徒歩10分圏内

こうなるとなかなか条件的には厳しく、どこかの条件を妥協するしかありませんでした。

築年数は譲れないし、4LDKに住んでいたので1LDKはさすがにきついと思いましたので2LDKは欲しいです。

通勤も毎日のことなので妥協したくない、ということで家賃を上げて探すほかありませんでした。

結局見つけた物件は家賃11万5千円 管理費7千円の物件でした。

実質月々12万強飛んでいく計算ですが、妻の家賃補助で5万補填されるためやむなし、ということで引っ越すことに決めました。

引っ越しの日程

見つけた物件のクリーニングが終わり次第で引き渡しが可能とのことでしたので、クリーニングが終了した次の週末で引っ越しをすることに決めました。

日程を決めてすぐに、引越する日を仲介業者経由でオーナーに連絡しました。

引っ越し業者の見積もりも併せて手配し、引っ越し費用の請求の準備を進めました。

話し合いのときは緊張していてなかなかうまく話が出来なかったこともあって、引越にかかる費用というあいまいな表現をしてしまいましたが、引越をするとなると、引っ越し業者の費用のほかに、新居の敷

金、礼金、仲介手数料が必要となってきます。

そのことが完全に頭から抜け落ちてしまって、話し合いの時に詳しく話をするのを忘れていました。これが唯一手痛い反省点です。

仲介業者に引っ越し費用は引っ越し業者の費用と敷金、礼金、仲介手数料の合計が分かり次第連絡します。と伝えました。

しかし、やはり突っ込まれ、引っ越し費用は引っ越し業者の費用のみ支払う、と返答が来ました。

そもそもこういったマンショントラブルは引っ越し費用を払ってくれないケースが多いようですが、私たちのケースの場合はオーナーが支払うことを了承してくれました。

ですのであまり強くも言い切れず。。結局、新居の諸費用は支払ってもらうことはできませんでした。

しかし引越費用は支払うと約束してくれたので、引っ越し業者とのやりとりはとてもスムーズに終わりました。

引っ越し業者の選定

引っ越し業者の選定は、通常は費用面の交渉でどこまで落とせるかが肝だと思います。

しかし、今回の場合は、引っ越しをスムーズに終わらせるということに重点を置いて引っ越し業者をきめました。

引越業者比較見積をお願いすると、10分~2時間の間に続々と引っ越し業者から連絡がきました。

3社に見積もりをお願いすることになりましたが、やはり金額を出すのは自宅訪問で荷物の量を確認してからとのこと。

業者に来てもらって話をするのにまた時間がかかります。お互いに仕事をフルタイムで抱えているので、土日の貴重な休息時間を減らしたくはありませんでした。

結局同じ週の午前と午後にそれぞれ業者に来てもらうように話をしました。3社のうち1社は都合がつかず、その次の週でとおねがいされたので、それでしたら不要です、と断りをいれました。

結局2社に来てもらって見積をとることにしました。

週末、まずはサカイ引越センターが訪問にきました。

一括見積サービスからの見積もり依頼なので、とお米1kgをいただきました。

で、部屋をササっと確認していただき、4tでいけますね~。とサカイさん。

今回はオーナー負担なのでとつたえると、引っ越し前の荷造りと引っ越し後の荷ほどきまでやっていただけるサービスがありますよ。

とのことで、エアコンの取り外し、取付もこみこみで25万弱の見積もりとなりました。

引越前梱包、開梱でそれぞれ4万ずつかかる計算でした。

続いてアリさんマーク。

サカイに見積もりに来てもらってまーすというと、ぶっちゃけいくらですか?ときかれました。

面倒なのでそのままの金額を伝えると、同じ梱包、開梱作業をつけて19万ほどでした。

やっぱりこういうのって後出しじゃんけんみたいなものなんだなあって思います。

たぶん普通だとこのあと、サカイに電話して、アリさんは19万でした。っていえば、サカイは値下げしてくれるんでしょうし、そのあと、サカイが値下げしてくれました、ってアリさんマークに言えば、さ らに値下げしてくれるんでしょうね。実際問題、そこまで交渉する人がどれだけいるかは分からないですけど、僕なら間違いなく営業が退くまで戦わせますね。

家電製品とかだとスペック比較とか、独自機能とか、デザインとか人それぞれ好みが出そうなところですけど、引っ越し業者の優位性ってあんまり見えてこないですもんね。

しいて言うなら営業マンが好みかどうか、といったところでしょうか。引っ越し作業にしたって、教育が行き届いているかはやってみなければわからないし、ネットのレビューを見ても、たまたまいい感じの作業をやってくれれば評価もあがるでしょうし、たまたま作業したのが質の悪いバイト君だったりすると評判も下がるわけですしね、

これはどこの業者だろうと大差ないですよね。

前段のとおり、今回はオーナーが支払ってくれるってことだったので、下手な値下げ交渉はせず、営業マンの好みでサカイ引越センターで引っ越すことに決めました。 アリさんが悪いというわけではなく、単純に話のテンポが合う人だったので。。

サカイからの見積書を写真に撮ってLINEで送りつけました。

おそらく相手は、なんでこんなに高額なんだろうと思っているでしょうが、それはエアコンの取り外し、取付サービスと作業前梱包、作業後開梱サービスを入れているからですね。。。

とはいえ、引っ越し費用であることには変わりないので、黙って支払ってもらうべく、サカイにも請求先を我々ではなく、仲介業者指定の請求先にさせていただきました。

まとめ

住んでいた築30年のマンションから漏水が発生して嫌になったので引っ越しを決めた話。いかがでしたか。

今回の教訓としては、こんな感じでしょうか。

  • マンションの外観、内装が綺麗に見えても築年数はごまかせないということ
  • 引越費用の交渉はあらかじめここまで目指す、といったラインを夫婦で決めておく必要があること。
  • 引っ越し業者の費用交渉は複数業者で見積もりを取って業者同士でたたかわせてどちらかをKOさせるまで交渉すること。

引っ越し作業の話、漏水被害の保険の話もあるのですが、少し長くなってしまったので、次の記事にしたいと思います。

少しレアなケースなので、似たようなトラブルにあった方々の参考になれば幸いです。

高校時代からの旧友と年越しして日の出を見に行きました。

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こんにちはTNTです。

新年が明けてもう1月も半ばを過ぎました。

全く記事を書けてなかったので遅れて書きます。

 

 

 

旧友と会う

年末は夫婦で地元に行く予定があり、僕の地元に帰る時に高校時代の友達と会う約束をしました。2018年に結婚式を挙げた夫婦同士、4人で会うことになりました。

互いの結婚式には顔を出しましたが、夫婦で会うのは初です。

 

お互い独り身だった大学時代から、毎年地元に帰るたびに会う友達です。易く言えば親友と呼べるのでしょうか。僕は東京、彼は京都と、大学は別の進路を歩むこととなりましたが、学生時代に会わなかった年はありませんでした。

 

特に定番となっていたのは、年越しを皆で迎え、徹夜して海岸へ日の出を見に行くというもの。学生時代に日の出を拝む場所を地元のちょっとした山に変えてみたり、有名な日の出スポットを目指したりと、試行錯誤はありました。しかしながら2人とも数年前に行ったあの場所が一番絶景のポイントだよね、と共通の認識を持っていました。

 

あの場所を探す

今回、夫婦で会うのは初めてだったので多少の気遣いはありましたが、やはり日の出を見に行くという話になりました。やっぱり行くならあの場所だよね、という流れで数年前に行ったあの場所を目指すことになりました。

 

あの場所とはいうものの、2人とも場所を正確に把握しているわけではなく、日の出を見に、地元の日の出スポットである伊良湖岬へ向かったときに、他の車でいっぱいだから穴場スポットを探すことになって、海岸沿いの田舎道を走り回って見つけた場所なのです。

 

まず、数年前に行った時の記憶を辿ります。iPhoneは写真を撮ったときに位置情報も記録してくれます。iPhoneからあのときの写真から辿れないかと思ったのですが、年月が経ってお互いに機種変更してしまっていたので、もう残っていませんでした。しかたなく、あとはかっこいい岩場があることが印象に残っていたので、Google MAPの航空写真でひたすら岩場の配置を見て、それらしいところに目星をつけたのです。

 

車を走らせて確認に行きますが、どこも田舎道で真っ暗なので車の運転はかなり怖かったです。なんといっても行き止まりに当たると、Uターンすることもできずに後退するしかなく、旅行に行くときしか運転しない僕はかなり緊張しながら運転していました。

 

数年前に行ったきりなので、駐車するスペースがどんな感じだったのか、道中何があったかといった目印は無く、それらしいところに車を停めてはあの岩場を探す、というのを繰り返していました。2,3度と似たような海岸を見つけはするものの、やはり思い出の場所とは異なり、半ば諦めムードの中、時間的にも体力的にも次の候補に行ってそこで日の出を見ようということになりました。

 

あの場所を見つける

寒さで体力を少しずつ奪われた私たちは車内の口数もだんだんと少なくなっていました。次の候補地があのときのあの場所であることを願っていました。レンタカーのナビが目的地付近に差し掛かり、音声案内が終了しました。しかし、田舎の入り組んだ道はナビなしで走ることは到底できず、音声案内終了後は、スマホのGoogleマップに頼ることとしました。

 

Googleマップの指示に従い、車を進め、海岸付近の行き止まりに到達し、車を停めました。以前も海岸に出るぎりぎりのところに駐車した記憶はありましたが、駐車スペースの雰囲気は記憶のそれとは異なっていたので、あの場所ではなさそうだと判断し、少し残念でした。

 

とりあえず車を停めた直後、別の車が私たちの隣に駐車してきました。真夜中のこの時間に車が走っていることの方が珍しいので、このタイミングで駐車してくる車があることに驚愕しました。しかし、地元ナンバーの軽自動車であることを確認し、少しだけ期待感を覚えました。日の出前のこの時間帯にここに来るということは、私たちと同じ目的を持った人であることは間違いないと思ったからです。

 

少しだけ期待して、海岸の方へ足を運ぶことにしました。駐車スペースから、足元を気を付けながら段を降りました。暗闇の中でわずかに光る月と星々。その光が照らした先には探していた岩場がありました。手がかりがほとんどない状況で、なんとか目的の場所に到着することが出来たのです。

 

岩場で日の出を拝む

この感動は上手く表現できず、まさに何とも言えない感覚でした。それからは、岩場に上って星空を眺めたり、日の出を待ったりして時間を過ごしました。

 

 

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波の動きを見るだけで情緒的雰囲気を感じ取れる。

 

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子供になったかのようにはしゃいでみる。

 

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曇りない空でいい日の出が見れた。

 

 

この正月に友達と会えたこと、数年ぶりにこの場所で一緒に日の出を拝めたことはとてもいい思い出になりました。来年、再来年と時を重ねても変わらず定期的に顔を合わせられる関係でありたいと思いました。

 

正月の夜中は相当冷え込むので、来年行く方々は装備はしっかり整えておきましょう。

改めて本年もよろしくお願いいたします。

 

お題「行きたい場所」

 

 

バレンタインデー前だけどホワイトデーのためにルピシアのBOOK OF TEAを予約した。

こんにちは。

TNTです。 あけましておめでとうございます。

まだまだ正月気分なんですが、ホワイトデーのお返し用のプレゼントをもう買ってしまいました。

もともと全然知らなかったのですが、とあるブロガーさんの記事↓で見つけましてすごくかわいいデザインだったので、一目惚れして予約を入れてしまいました。

www.oukakreuz.com

ルピシアのBOOK OF TEA

site.lupicia.co.jp

ルピシアのBOOK OF TEA。

毎年その年ごとに限定発売しているようです。

普段紅茶をあまり飲まないのですが、かわいいデザインだったので一目惚れしてしまいました。

妻はコーヒーが飲めず、紅茶派だということもあって購入を決意しました。

30種の紅茶がパッケージされているため、その時々の気分に合わせて紅茶を選ぶことが出来そうです。

箱が可愛いのですべて飲み終わった後に小物入れにでも出来そうです。

バレンタインデーのお返しとしてちょうどいい

発売日が3月8日ということもあって、ホワイトデーを意識しているのでしょうか。

ホワイトデーの品って毎年何をあげればいいのかぎりぎりまで迷いますよね。

早くから予約しておいて考えなくて済むのも大変助かります。

今の時点でも予約を受け付けているので、売り切れる前に予約することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?

まだ実物が届いてないこともあってお勧めできるポイントは少ないのですが、

ホームページの説明を読むとおしゃれでいい感じなのが伝わってくると思います。

今回予約したものを妻が気に入ってくれれば、定番化することも考えています。