心の導火線に火をつけて

名古屋に住んでいる理系大卒社畜系男子の雑記

皆がいるから強くなれる…感動する王道能力バトル漫画「金色のガッシュ‼」は今からでも読むべき

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少年時代、週刊少年ジャンプで育った私はサンデーやマガジンを読むことはほとんどなかった。

今まで存在は知っていたもののなんだかんだで読んでいなかった漫画を最近読み始め、あまりの面白さに一気読みしてしまった。

この読後感が新鮮なうちにその漫画を紹介したい。

金色のガッシュ‼

その漫画は、「金色のガッシュ‼」

よく誤って、金色のガッシュベルがタイトルだと思っている人もいるみたいだが、正確には「金色のガッシュ‼」である。

タイトルはもちろん知っていたし、なんならアニメ主題歌の「かさぶた」も聞いたことがあったし、あの歌も聞いたことはあった。


カサブタ 高音質


金色のガッシュ!! - チチをもげ! - Parco Folgore

なぜ知っていたのかは定かではないが、中学時代の給食時間中の放送とかで知らない間に聞いていたのだろう。

タイトルは知っていたし、サンデーで看板を背負っていた漫画だということも知っていた。ただ、今まで何となく読んだことがなかった。

金色のガッシュ‼いったいどんな漫画か?

ガッシュは魔界から来た魔物

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ある日、清麿のもとに謎の少年・ガッシュ・ベルが現れた。

ガッシュは過去の記憶を失っていて、自分が何者かさえわからなかった。

イギリスで清磨の父に助けられた恩返しに清磨のところに来た。

彼は読むことのできない言語で記された赤い本を持っていた。

清磨は不登校気味の天才中学生

清磨も読むことのできない謎の本

モチノキ第二中学校の中学2年生・高嶺清麿。

彼は、MIT(マサチューセッツ工科大学)の論文さえもたやすく理解するほどの頭脳を持っている。

しかし、頭の良さが災いし、周囲からの嫉妬でいじめの対象となり、クラスに馴染めず、不登校だった。

ガッシュの持ってきた謎の本。ガッシュと清磨は生活の中でパートナーである人間が呪文を唱えることで魔物が魔法を使えるということを発見した。

100人の魔物が次の魔界の王となるべく人間とペアとなり戦う

ガッシュ以外にも魔物は地球に来ていた。

その数ガッシュを含めて100名。彼らは自分以外の99の魔物を倒し、一番になることで次の魔界の王となる戦いのために地球で人間とペアを組んでいた。

人間が持つ心の力でガッシュたち魔物は魔法を放つ

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魔物はパートナーである人間が本に触れた状態で本に書かれた呪文を唱えることで魔法を使うことが出来る。

しかし魔法にはパートナーのもつ心の力が必要で、この力の大きさで魔法の強さが変動する。

魔法の本を燃やされたら負け

魔物が持つ魔法の本は自分自身とそのパートナー自らが燃やすことはできない。

しかしそれ以外の火種に触れるとみるみるうちに燃え広がり、火を消すこともできない。

そして本を燃やされた魔物は負けたものとみなされ、その魔物は魔界に転送されてしまう。

最後の一人になるまで戦わなければならない

物語の途中、当然戦いを希望しないものも登場する。

しかし、魔界の王を決める戦いであるため、一人になるまで戦い続けなければならない。

ガッシュたちは戦いを希望しない魔物の思いを背負って最後まで生き残ることを決める。

人間も魔物も命がけ

主に戦うのは魔物だが、魔物が放った魔法は人間にも効力が及ぶ。

そのため、魔物ではなく、人間を狙う戦い方もあり。

上手く戦いを勝ち抜くためにはまさに魔物と人間のチームプレーが必須。

チームワークが良くなければ魔物が強かったとしてもこの戦いで生き残ることはできない。

ガッシュと清磨が戦いの中で成長していく

ガッシュと清磨は訳も分からず半ば巻き込まれる形で戦いに参加することになった。

ガッシュが魔界で仲良くしていた他の魔物たちや、強い意志をもって王を目指している魔物たちとの出会い・戦いの中で二人は成長していく。

まっすぐなガッシュたちに涙するに違いない

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ガッシュのまっすぐな心は周囲を癒してくれる。考えを改めさせてくれる。勇気をくれる。力をくれる。

そして、感動させてくれる。これはもう涙するしかない。

最終巻まで一気読みした時、人間的にもどこか器の大きな人間になったように思う。

単純なバトル漫画と侮ることなかれ。これこそ王道。そして程よく織り込まれたギャグがアクセントとなりいい味を出してくれる。

ガッシュ以外のコミカルなキャラクターにも目が離せない。

33巻で完結と読みやすい長さなのもポイントが高い。間延びしてなくて2週目を読むのにも抵抗がない。

まずは黙って1話、1巻読み進めていただきたい。そして感動を分かち合いたい。

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